花音hanaoto について

 

Profile:

栗林 ゆか (Yuka Kuribayashi)

フラワースタイリスト

NHK(東京)のフラワーデザイナーとして,音楽・芸術・報道・対談番組などのスタジオセットのフラワーデザインを担当.
青山フラワーマーケット南青山本店店長を経て独立し,フリーランスでの活動後,大の音楽好きでもあることから,2014年春に花と音楽とで奏でる幸せな時間をお届けすることを目指して,花音hanaoto productionを設立.
現在”Harmony with Flower and Classical Music”をテーマに自身と音楽家との共演による”花と音楽のある安らぎの時間”をお届けするクラシックコンサートやライヴを企画・プロデュースする活動の他し「花とクラシック音楽のある穏やかな日常」をワークショップなどで提案している.
日本芸術療法学会会員.

撮影:浅沼ノア

Harmony with Flower and Music

“花”と“音楽”,そのどちらからも人はたくさんの感動や力を受け取ることができます.“花”は厳しい冬の寒さを耐えて,春に雪の下からゆっくりと芽を出し,野原一面に花を咲かせます.その光景に生命力の強さを感じ,感動を覚えます.
 一方,“音楽”にも癒し・励ましなど,こころに元気を与えてくれるものとして,よく知られています.その“音楽”について,世界的指揮者であるRiccardo Muti氏は,2007年に開催されたPMFにおいて「私たち音楽家にとって,音楽こそが唯一,武器に対抗できるものなのです.音楽は“花”にも似ています.武器や大砲の傍らに“花”を置くとそこには戦いではなく,愛が生まれます」との言葉を残し,“音楽”を “花”に喩えました.

Wellness Flowers

ウェルネスフラワー

私は,これまで“花”に携わる仕事を続けてきましたが,私にとって“音楽”も“花”と同じくらいとても大切なものでしたので,この言葉に接したとき,衝撃を受けただけでなく共感を覚えました.“花”を生業とするものとして,「“花”の魅力は“音楽”にも匹敵し,私たちの心身を癒し,健全な状態へ導いてくれるもの」と表現することができます.“花”と“音楽”が美しいハーモニーを奏でるとき,その癒しと安らぎの効果はより強められるのではないでしょうか?
 花音hanaotoでは,花と音楽によるコンサートである「フラワーコンチェルト」,花と音楽を融合させて心身を快適な状態にする「ウェルネスフラワーレッスン」,そして,こどもたちとの花と音楽のワークショップなどいろいろな角度から, 「花と音楽のharmonyの素晴らしさ」をお届けしていきます.
みなさまとどこかでお会いできる日を楽しみにしています.

北海道厚岸町あやめヶ原の春の一コマ

©Gadiel

ウェルネスフラワー作品の一例

 
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